yamanakashido’s blog

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ドライバー 恥ずかしいボール跡

新しいドライバーを買い、ワクワクしながら練習場へ……。数年に一度の儀式ですが、帰宅時にはさっきのワクワク感はどこへやら、違いのわかる男にもなれずに凹むことがお決まりでした。

今回はスイングそのものを見直すことが出来たので、これから少しは違いのわかる男になれそうです。さて、緊急調達したXXIO11は、練習場で打つこともなくコースデビューしました。スイングの見直しの成果とクラブの良さは少し前に書いたとおりですが……一発やってしまいました。トゥでヒットしてしまいクラブヘッドにボール跡が付いてしまったのです。

なかなか落ちませんね。気分は底なしに落ち込みますが……。対処法についてはいろいろあるようですが、今回はコレを使ってみました。f:id:yamanakashido:20211120133728j:image

車用コンパウンドです。いきなり粗いものでやると取り返しがつかなくなりますから、基本は一番細いものからです。この商品は①細目、②中細、③極細ですから③から始めます。③→②→①と粗くなりますが、③で綺麗になるならそこで終わりです。③では無理ならば③→②と進めて綺麗になったら③で仕上げる、といった感じです。

実際にやってみたところでは、③で十分綺麗になると思います。②や③が必要となるとボール跡というより傷やヘコミの部類かもしれません。

使用前の写真があればわかりやすかったですね。

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驚くほど綺麗になります。ただし、ご使用は自己責任でお願いいたします。

思い込み

ドライバーショットにおける長年の思い込み、勘違いを修正出来ました。結果として安定したティーショットが打てるようになりました。

過去にもヒントとなるアドバイスはたくさん貰っていたはずですが、ベースとなるイメージが邪魔していたのかもしれません。そんな中でも、見直しをするきっかけとなったのは、こんなアドバイスでした。

ある日、仕事でお世話になっていたシングルさんに思い切って相談してみました。なかなか気難しい方で、いつもストレートな物言いなので悩みましたが。

「腕を速く振ってもダメだよ。ボールに当たるのはヘッドだからね。ヘッドを意識すること。ダウンスイングで構えた時の状態に戻してやること。」

僕が自分の状況を話しただけで返してくれたアドバイスでした。今思うと、すぐにダメな原因がイメージできたんでしょうね。

このアドバイスを貰ったときに驚いたのは、対面ではなく隣の席に座って教えてくださったこと。

 

スイングもそうですが、人に対しても思い込みは良くないようです。

 

ドライバー 振り遅れ脱却

スライスからの脱却という課題をクリアしようと試みましたが、それ以前の振り遅れという実態を直視することになりました。

ボールをヒットするタイミングではグリップをヘッドが追い抜いていく必要があります。つまりヒットする時はコックをほどききっていなければいけない訳です。

身体の後方…右打ちの僕なら身体の右側で作ったコックをほどききれない状態でヒットしていたんですね。そもそも振り遅れなんて考えていなかったのです。腕=グリップが最下点を過ぎた段階でヘッドは遥か後方にある→振り遅れ、フェースは開いたままボールにヒットという訳です。

頭の中で整理できたのは、次のようなことです。コックを作るタイミングは人それぞれだと思いますが、バッグスイングの支点は手首から始まり、左肩に移りトップが出来上がります。逆にダウンスイングは左肩を支点として手首に、そしてフォローでまた左肩に。ダウンスイングで支点が手首に移る一瞬だけ腕の振りは止まる感じ。シャフトは支点となる手首を追い抜いてその先にあるヘッドがボールをヒットする。

まあ、頭でイメージしてもなかなか身体はついてきません。そのために意識したことはドライバーのヘッドとフェース、これだけです。

・腕ではなくヘッドを速く動かす。

・真正面に向けたフェースで打つ。

ボールマークを後ろにして、そこにクラブヘッドを突き刺すつもりで打てば……あららセンターバックスクリーンに一直線。ああ、ドライバーってこんなに簡単だったんだぁ。

センスの良い方はこんなこと考えることもなく出来ていることなんですがね。

 

 

ドライバー スライス脱却

コロナ禍でラウンドはおろか練習場すらまともに行けなかった時間がありました。その間、僕は自分のスイングとボールの飛び方について改めて考えてみることにしました。

はじめに断っておきますが、僕はゴルフが上手い訳ではありません。どちらかと……言おうが言わまいが下手です。

コロナ禍前、「またスライスだ」と我流でいろいろやっていると身体がバラバラになったスイングになってしまいました。正解には元々バラバラなので、単にバラバラ度合いが進行したに過ぎませんが。

そうなってくると練習場で打つことすら苦痛となってきました。普通の流れだと嫌いになってやめてしまうのかもしれません。ただやはりあのコースの気持ち良さと、たまに出るマグレの気持ち良さは忘れられないのです。

 

・タメをつくる

・シャフトをしならせる

・ヒットした後もヘッドを加速させる

・円運動の通過点でヒットする

 

よく言われていることですし、ゴルフ雑誌でも繰り返し特集記事になったりしています。僕も長年意識してきたことでもあります。……がリセットした頭で考えてみると、いずれも飛ばすためのスキルではありませんか。実際にはスライス改善に繋がる要素もあるはずですが、今の僕の悩みにつける薬はもっとベーシックなところにあるようです。

意識してきたことと言えば、イメージはドカベンでした。若い方は???かもしれません。野球マンガの金字塔です。主人公山田太郎のヘッドが遅れて出てくるコマ、バットの後ろにスイング軌道を表現した線が書かれているコマです。ゴルフで言えばクラブを振り下ろして体の後ろでシャフトが地面と平行になる写真、まさにこれからヒットする直前です。

ドカベン山田太郎は左打ですから、このコマのままヒットすれば、レフト側ファールゾーンに切れていく打球になります。そうゴルフで言えばスライスでサヨウナラの打球です。つまり僕はこの状況にあるのですね。ドローとかフェードの範疇から大きく外れた振り遅れです。

課題を見つけました。さあドカベン山田太郎はどうやってこのコマからフェアゾーンに特大のホームランを打つのでしょうか。

マークダウン XXIO 11

ゴルフが気持ちよく出来る春と秋が、年々短くなっているように感じるのは僕だけでしょうか。

今年の秋もやはり短かったですね。

コロナ禍ということもあり、ここ2年くらいは、コースはおろか練習場すらご無沙汰でした。

久しぶりの先輩からのお誘いもあり、このままぶっつけ本番というわけにもいかず……真新しいプロギアRSを入れたゴルフバッグを担いで練習場へ行ってきました。真新しいとはいえ、コロナ禍のブランクの間もしっかり時は過ぎて型落ちです。

……ありゃ……全くボールが上がりません。キレイにミートしているはずですが上がりません。シャフトが硬く感じますし、事実全くしならせることが出来ていませんでした。

ヘッドスピードは?気になって確認すると7m/sくらいは落ちています。やはり2年のブランクは大きいようです。まあ、練習していけば多少は取り戻せるのでしょうが、ラウンドは明後日……ヤバいです。

どうするか悩んだ末にゴルフショップへ。マークダウンしているクラブがいくつかありました。そう、買い換えです。思い切って軽くて柔らかいシャフトのモデルを選択、XXIO11のSRです。こんなに柔らかくて大丈夫か?という気にもなったのですが、いやいや練習場での自分を思い出せ!と言い聞かせて購入です。

さあ結局ぶっつけ本番ですが結果は……◎……XXIO恐るべし。ミートすることだけを考えて振れば、ズドーンとストレートボールが飛んでいきます。

距離が出て、フェアウェイに置ける確率が高くなるとゴルフが簡単になりますね。パー4のミドルならば、ドライバーの後に7〜9番アイアンでアプローチの距離まで運び、ウェッジをキッチリ打てればパーが拾える訳です…計算上は。

まあとにかくマークダウンとはいえXXIOの威力には驚かされました。

 

そんな嬉しい出来事があった背景には、クラブを替えたこととは別の要因があったことも事実です。それはまた次回。

SEIKO BRIGHTZ SAGZ083

セイコー ブライツの電波ソーラー時計です。

SARB033が「プアマンズグランドセイコー」なる称号のもとプレミア化していますが、この時計もそのデザインからか比較されていることがありますね。

自動巻SARBも良いですね。セイコーらしいデザインと品質で手頃な価格、人気があるのもわかります。ただプレミア化はちょっと……という場合はSDGM001という選択肢もアリかと思います。ブライツの自動巻でなかなかレアですが、放射状デザインのダイアルが許せるならば同じ6Rですし。ブラックもありますが、僕ならシャンパンゴールドのダイアルを選びますね。

さて、SAGZです。電波ソーラーはCASIOのカシャロで経験済でしたが、10数年前のモデルでしたから電波を拾わないことも多々……。ネガな印象がありましたが、数年前に購入したCASIO GST-B100BNRは箱から出した瞬間に針がクルクルピタッ。進化していますね。このSAGZもストレスフリーです。

「プアマンズグランドセイコー」は確実に言い過ぎですが、半身ごとに研磨が異なる太い針、スッキリした秒針、電波関係のボタンを上手く隠したケース等、なかなかの出来です。ダイアルの縦縞も僕は好きですね。竜頭もねじ込み式なのは安心感があります。

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良い点ばかりではなく、逆に……んっ?というところもありますね。まずラグが特殊な形状のためブレスベルトは交換出来ません。また、なんちゃって三連ブレスですね。デザインで上手く処理していると思いますが。身体に優しいチタンということを考えれば、わざわざ交換するメリットがないとの判断かもしれません。

トータルすると結局、本体に関する不満は無いのです。この価格を考えれば納得の製品だと思います。

不満とは別のレベルで……こうだったら良いなと思うのは2つ。インナーベゼル?チャプターリング?にある電波時計特有のアルファベット、無くせないかなぁ……必要なときは取説見ながら設定するので、ドットくらいの目立たない印にしてくれたらよりスッキリするかなと。もうひとつは、電波関係のボタンは上手く処理されているのですが、いっそケース左に設置してくれたらもっと目立たなくて良いかなと。設定でボタン操作する時は外して行うと思うし。

しかししかし、これは良かった、買って良かった。これが本音です。当面レギュラーですね。

 

 

SEIKO KING QUARTZ

一般的にクォーツ時計は機械式に比べると不人気なのは否めません。画期的な登場から大量生産が可能となったクォーツは値段も安くなりました。ある程度使って壊れたら買い替える……それまでの機械式=修理して使う流れから変化し資産としての価値も低下した訳です。また高級品は総じて機械式であることも一因ですね。

しかしながら、クォーツ時計が新しい時代を創りつつあった頃の製品には心ときめくものがあります。この時代のクォーツはまだまだ使い捨てなど出来るはずもない価格でしたし、造り込みも凝ったものがほとんどです。

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僕が気に入って使っているのは78年式のキングクォーツ。機械式に慣れた腕には頼りないくらい軽い時計です。ベルトもペラペラ、逆にズッシリしたベルトは似合わないのでしょうが、これまた頼りない……。まあ僕はジュビリーブレスのような捻りに対する柔らかさを持ったものが好みなのでコレもアリです。

この時代の丸型は35mmくらいの径で、今の感覚だと少し華奢に見えますからTVスクリーン型で主張を。ダイアルには細かな柄が入っています。昭和のサラリーマン感が欲しかったのでホワイトダイアル一択です(これは僕の思い込みに近いのでしょうが)。

40年以上前の時計ですが、昭和、平成、令和と元気に時を刻んでいます。資産価値はともかく、大切にしたい僕のレギュラー時計です。